皇帝フリ-ドリッヒ二世
フリードリヒ2世は、第3代プロイセン王(Friedrich II., 1712年1月24日 - 1786年8月17日)。も有名だが、
塩野氏の書いたフリードリヒ2世(Friedrich II., 1194年12月26日 - 1250年12月13日)は、
神聖ローマ帝国皇帝、中世ヨ-ロッパを語る上では欠かせないひとなのだ
当時の絶対権威者ロ-マ教皇と対峙し2度も破門されている
ドイツ連邦の基礎をつくり、イタリア経営にものりだしていた
このひと、フリードリヒ2世は信仰に対して寛容な態度を取り、
東方正教・イスラム教・ユダヤ教は一定の制限を受けながらも信仰が容認されていた
なにせ彼の軍隊の先兵はイスラム軍だったのだから
1224年に設立したナポリ大学は世界最古の国立大学の一つであり、
現在はフリードリヒ2世の名前を冠して「Università degli Studi di Napoli Federico II」と呼ばれている。
ナポリ大学は数世紀にわたって南イタリアの学術の中心地として機能し、トマス・アクィナスらの知識人を輩出した
塩野氏の中世物語ではヴェネチアを描いた「海の都の物語」が有名なのだが、一度買って手放してしまった。
さてこの大作、何時までに読めることやら。