本物のアメリカンコ-ヒ-
スタバは日本に存在していた
コ-ヒ-文化を破壊した
あの炒りの深い豆は
豆本来の味を壊してしまう
もう三十年ほど前のことになるが
当時勤めていた会社は
本物のアメリカンコ-ヒ-を出していた
「水で割ったらアメリカン」ではない本物である
豆の選別、浅煎りロ-スト
というのはごまかしがきかない
できあがったコ-ヒ-は
日本茶と同じで、何杯のんでも、胃には優しかった
さて
その会社も専門家がいなくなると同時に
深煎りにシフトした
正確に言うと、コストをさげ、不味くなったのである
もうあのアメリカンブレンドは飲めない
たまに近くの焙煎屋さんで
その話をするのだが
手間ばかりかかって
コストがあわないといつも言われる
それより
キリマン、ジャマイカ、サントス
等々を売った方が儲かる、というのだ
というわけで老人はけっしてスタバには入らない