「明治維新」歴史的評価
我が国の現代をきちんと理解するには、「明治維新」
の歴史的評価というのは避けて通れない
明治維新前、我が国が鎖国であった、と官制教育ではいうが
その鎖国とはいったいなんだったのか、というそもそもの話から始まる
戦国時代、雑兵という武士達の手足で白兵戦を行ったのは百姓達であった
武士に与えられる恩賞はかれらにはない
そのかわり、勝てばやりほうだいであった
とくに金になったのが、生け捕りにした人間の売買
これに関わったのがイエスズ会
秀吉の時代から徳川幕府まで、九州の戦乱では多くの農民が売られた
ポルトガルの暗躍である
そこで幕府は段階的に人身の売買を禁じていった
外に開かれていたのは4つの窓口だけだった
長崎、対馬、薩摩、蝦夷の四カ所である
そしてこれが重要なのだが「鎖国令」という法律はない
明治期以降の中野忠治郎の訳語からしか存在していない
我が国がル-ルある交易制度を定めたのも、人身売買から自国民を守るためであった
オランダが欧州の交易相手になったのは
イエスズ会の人身売買、ポルトガル船籍の略奪行為から、してのチョイスだったのだろう
清国はアヘン戦争により蹂躙された
イギリス東インド会社の植民地政策が武力をもって成功したれいである
つぎは当然日本となるのだが
ここは、手強いとみられていたのはたしかなようである
そこで貿易から、の交渉となる
のちの明治政府のように、完全にのっとられた交渉を徳川幕府はしなかった
歴史的に偽りがあるのは、明治政府が外国資本に乗っ取られた政権であったという点である
徳川幕府のテクノクラウト達はペリ-やパ-クスといった山師たちと粘り強い交渉をしている
残念ながら日本に派遣された英米の人間は品性に劣る守銭奴だった
その守銭奴を隠したのが、明治政府の官営教育なのだ
ハリスとオ-ルコックという米国の盗賊達は、金と銀通貨の差額を不当に変更させ
担当の水野を左遷させてまで、五拾万両という金を収奪した
我が国の富の40%が収奪されたのである
そして
ここから
天皇がすりかえられ
植民地化に成功するのである
以来150年間
我が国は
出自のわからない、大室虎之祐の子孫に支配されることとなる
大室家は南朝の血筋なのだが、虎之祐は後妻の連れ子で大室家にはいっている
それを支援したのが伊藤博文、南朝の司祭になったのが吉田松陰だった
これが成功したのもグラバ-(ジャ-ディンマッセソンの代理人)の功績である
グラバ-は三菱の顧問にもなっている
そののち、貞明皇后が生んだ、裕仁は、大正天皇の子ではないから
ここでもすり替えが行われている
昭和期も明治期同様、テロリスト国家だった、多くの有用な人間が殺されている
明治期はすくなくもこの天皇すり替えについて、よくわかっていた時期だったのだろうが
昭和になって、
明治維新の再評価と昭和維新の強化
天皇の神格化が行われたため、
嘘の上に嘘がべっとりと塗り固められる事となった
歴史を学ばない
歴史を冷徹にみない国民というのは
繰り返される歴史に翻弄されるのである
開国されて日本が近代化したという大嘘に