経営者の教養
最近
とても気になっていることがある
日本のリ-ダたち
特に政界官界
全体が教養欠如なのは
ご存じのとおりであるが
経営者の劣化は
ここ20年間ねんねん酷くなる一方みたいだ
それは総じて教養が無い
日常的な仕事の話しかできないのでは
経営者として大局をみることはできない
まずは古典を読むこと
そして歴史を学ぶことが大事なのだ
両方とも手に取るべき書物は山の様にある
先達が少ないのは
まあ仕方ないのだが
経営を考えながら
四書五経を読む
中期計画を策定しながら
現代史の構造について考えてみる
という事ができなくては
経営者たるものになれはしない
日本の大学教育は
明治期に官吏促成栽培が主になり
それが直ることなく
140年も続いてしまった
確かに大学教育は大事なのだが
本物の教養を身につけるには
本当は邪魔なのかもしれない
歴史は偉大なラボラトリ-なのだ
過去を学んで
解釈咀嚼できないものに
はたして
未来が見通せるのだろうか
ことしは古典を読み返し
教養ある経営者の方々にお目にかかりたいものだ
ないものねだりになりませぬよう