オペレーション
最近、機会があると
蕎麦屋さんに入る
この日入ったのは、八王子にある
昔からの蕎麦屋さん...
席数三十
調理場三人、表はおばちゃん一人で裁いている
十二時五分前に入ったとき
僕の前には
三組五人
二組は既に食べ始めていた
お酒といたわさを頼む
おつまみに
おもしろいものを発見
とりあえず
お昼なので
まずはできるかどうかを尋ねてみる
できるかどうかをたずねたのは
これを作ることで
全体の調理時間に影響が、でませんかな
と思った次第
まあでも
注文は受けたし
いたわさで一杯が終わる前にでてくるだろうと
思っていた
それが十二時五分ごろ
そのあと
ぞろぞろとお客が入り
十分後には満席になった
さてここからだ
僕の注文したものが出てこない
それどころか
順番をとばして
でてきたメニュ-が三組
そして
たぶん
僕の注文で
その後のアップが十分ほど止まる
なぜぴたっと
止まったのか
となりに座ったおじさんの注文は
いたわさなのに
十五分も出てこない
僕のたのんだものが
でてきたのは十二時四十分ごろ
そこから
全体が動き始めた
なんか悪いことしたなとおもいつつ
読み通りの動きだった
と
へんににゃにゃ
してしまった
空いた店内で蕎麦をたぐって
会計したのが
一時過ぎだった
そのころには店内は半分は空いていた
おそらくあの一品で回転が止まり
入店客を三組六人は断っているから
馬鹿にならない損害なのだとおもうのだが