敗戦の日に「田布施システム」が続く不幸
天皇の生前退位の話を先月ブログに書いた
この国は明治維新からの「虚構」で運営されている国なのである
明治維新の大嘘は、大東亜戦争でリセットされたようにみえるのだが
それも大嘘の一つである
大東亜戦争は米国のオレンジ計画に基づき遂行された
終わらせ方もあんなめちゃくちゃの終わらせ方になっている
「敗戦」を「終戦」といいくるめ
戦争遂行者の裕仁氏の戦争責任は追及されず
現代史家はすべての臭いものに蓋をした
敗戦処理にあたり、裕仁資産は池田勇人によって秘匿された
そして、国内から集められた、貴金属、アジア諸国から集められた多くの貴金属は
田布施システム維持のための基金となった
その金額は国家予算に匹敵するほど膨大なものなのだ
現代史を語る上で「田布施システム」をかたらない史家はすべて偽物である
山口県熊毛郡田布施はのちに明治天皇になる、大室虎之祐の出身地、伊藤博文も、佐藤兄弟も、それから多くの権力の中枢に座った人間の出身地でもある
歴史は途中で途切れることはない、なんらかの形で、継続するものなのだ
明治の大嘘は司馬史観でリセットしようとしたが、
この嘘はまもなくばれた
一生懸命なのはNHKだけだ
今上天皇の最大の悩みは、父親が強化した、田布施システムを受け継ぎながら
贖罪の意識に、押しつぶされそうになっていたことにある
彼の贖罪の旅は、父親の罪のあがないなのである
そして田布施システムがこの国の二重権力を生み、昭和天皇の死後は、矛盾が拡大していく事となるのである
それを懸命におしとどめているのが、満州帝国時代にできた「電通」という広告代理店なのである。
さて、戦後は、裕仁氏にとって、おおきな賭であった
自分の号令一下動く、軍隊はなくなった
内乱・反乱・侵略から、天皇制を守ってくれるのは米国しかなかった
米国は、ペンタゴンの奥深くに「フルベッキ写真」の原盤を持っている
明治維新以来の日本国権力の成り立ちを、押さえているのだ
さてここから敗戦後の話になる
「瀬島龍三」と「宅見勝」
という二人の「てんのうはん」の守り人である
「てんのうはん」とは、長州で、天皇のことをいう
萩藩の人々は、明治天皇が田布施出身であることをしっている
明治政府の幹部たちは、大室寅之佑が明治天皇になったことをしっている。
この秘密をまもるため田布施システムが作り出された
瀬島龍三は「守り人」としてその一生を終えた
2007年9月4日、瀬島龍三は95歳でなくなるが
「日本戦略研究フォ-ラム」という田布施システムを残す
また田布施システムは明治維新以来、「てんのうはん」の守り人として、ヤクザ組織を大事に育ててきた
1997年8月28日午後三時二十分、新神戸オリエンタルホテルで宅見勝は殺された
瀬島は大本営参謀として、裕仁氏の保身のため、オレンジ計画に沿った、戦争を立案遂行し
戦後、天皇の保身のため、シベリアに労働力としての兵を抑留させる
すべては「和」(天皇制維持)のため戦前から仕組まれていたことなのである
かれは帰国して、伊藤忠にはいり、武器商人となる
第二臨調では、「和」の最大の脅威、国鉄を解体させる
宅見勝は山口組の若頭として、バブルを演出し、最大の経済やくざとなった
この本は、田布施出身の現総理大臣、安倍晋三氏の第一次内閣で終わる
しかし
歴史は過去の積み重ね
そして
未来が見通せる
生前退位の話も歴史の延長線上にあるのだから