パスティス
夏のお酒をなんにすると聞かれて
「生ビ-ル」という答では寂しい
僕ならカンパリかパスティスと答える
前者はオレンジとあわせた、カンパリオレンジが定番だが
後者は氷をいれ水で割る
たちまち透明な液体は、白濁する
パスティスは元々、ニガヨモギを加えて作る香草系リキュール「アブサン」の代替品として生み出された。パスティスの名はSe pastiser(似せる、まがい物の意。パスティーシュと同語源)に由来する。ヨーロッパでは1915年にアブサンの製造・流通・販売が禁止されたため、ポール・リカールによりアブサンの製法を改良してパスティスが作られた。 ウィキペディアより
アブサン中毒で身を滅ぼした有名人としては、詩人ポール・ヴェルレーヌや画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、フィンセント・ファン・ゴッホがいる。
パスティスにはいろんなブランド名がある
そのなかでも
愛飲しているのは
リカ-ル(写真参照)
ペルノ-
という二大ブランドなのだ
夏の午後の味
苦みとかすかな甘さが
口の中を駆け抜ける
不思議なことに
九月の声を聴くと
全く飲みたくなくなるのだ
お試しあれ