ジャスティン・メンクスの「経営能力」
この本は2015年現在、ピケティの駄文より
はるかに重要なことが書いてある
しかし
その重要性がわかる人
必要性がわかる人は極すくない
知識と知能は違う
数年前某メガバンクの人事部長をしていたひとと親しくさせていただいていた
某大學から毎年30人以上採用するのだが
本当に欲しい人は1人か2人しかいないという
そのマネ-ジメント候補者を選んで
育成するのが人事部の腕のみせどころだという
まさに職人芸
毎年そんなに某大學からたくさんとっても一人か二人とはね
さて多くの経営者の皆様におめにかかると
まあ、このひと向いていないとおもうのが70%
なんとかなる人が25%
すばらしいというのは5%
すでに権限をつけてしまった状態で不良品というのは組織にとって
はなはだ不幸な事である
組織が消滅する理由の大部分は人災なのだから
ジャスティンの主張は
この問題に取り組んだ事のあるひとならよ~~くわかる
現在を判断できるのもわかる
マネ-ジメントレベルを判別して
トップマネ-ジメントに最適かどうかを判別する事も
僕ぐらいのクラスならわかる
しかしそれはすでに花芽を付けた段階
花が咲いて実が付く予想はできる
もっとまえの段階で
経営インテリジェンスが測定できれば....
この本を読むとそれは可能なのだとおもう
ということでお奨めの一冊であるが
貴女には必要なかったかな....