決裁権限規程を作りましょう
組織改革のコンサルとして
診断→ 中経 の間に着手することとして
「決裁権限規程」の構築というものがあります
組織を動かしていく上でとても大事な物です
組織は人と人の集合体ですから
何時までも意識漬けの研修をアホみたいに続けてもなんの効果も現れなくなっていきます
なれというやつです
組織が有機的に動くためには
管理職に決定権と責任を委譲していきます
そして
会議体の整理も必要になります
お知らせだけの会議なら、メ-ルの通知でいいのです
何事かを決定する会議なら、資料は事前に配布し、決定できる人のみの参加でいいのです
顔をみていないと不安な会議というのはいりません
中小企業では社長のワンマンがよく問題になりますが
決裁権と責任を委譲しなくては
いつまでも人は育ちませんし、社長の負担が増えて見落としが多くなります。
IT系の新興企業では、みんなで決めるといって
仲良し会議が増えてしまうことが多々あります
これはCEOにマネ-ジメント能力が無い場合往々にしておこります
無駄の最たるものです
個人事業主ならいざしらず
起業して組織にしたなら
まずは規定集の整理というのが要ります
「常識的判断で」とか「みんなで決める」とかいうのは
経営者が無能な場合
よく聞く言葉です
組織を発展させたいなら
まずは
ル-ル作りから始めましょう
管理職というのは経営者を支え、会社を発展させる責務がありますが
そのひとに決裁権限も責任も与えられないとしたら
よっぽどのぼんくら社長なのです
(たくさん、います)
決裁権限規定集は組織の憲法みたいな物ですが
とうぜん5-6年に一回ぐらいの見直しは必要になります
組織を健全に発展させるためには
絶対に必要なものなのです