マ-ケットは必然的に創造される
はや、30年近くたってしまった
あのころ
各企業に売りつけたレポ-トはなかなか衝撃的だったのだが
一世代たつうちに
あたりまえの話になって、おもしろみに欠けている
か....
いや
そんなことはない
より深刻度をましている
問題の本質は「少子高齢化」ではない
「非婚化と家族制度の崩壊」というのが正しい
この認識がないから
トンチンカンな話になる
古い社会システムが変化に対応できていない
医療現場は高齢者医療でアッブアッブ
家族が看取るのは
家族という単位が崩壊しているため
無理なのだ
社会保障制度については制度設計じたいが
明治政府の戦時債獲得目的でできているから
早晩破綻する(というよりしている)
戦時債は償還はいらない、なぜなら、亡くなった人には返さないからだ
なによりも深刻なのはこの国に限界集落
および予備限界集落がそれこそ数え切れないほど現出していることだ
ハコモノをつくったり
地域イベントをやっても活性化はしない
昭和30年代のように地域共同体が支え
生産人口を維持できた時代ではないのだ
という警鐘を10数年前にしたのだが
どこで
どう
漏れ伝わったか
地域コンカツの話になった、らしい
このはなしが
深刻でかつ成果が上がっていないのは
テレビ番組「お見合い大作戦」(99がMCをしているあれだ)
が番組として成り立っていることからもわかる
つまり、犬が人間を噛んでもニュ-スにはならないが
人間が犬を噛めば話題になる
認めたくない人達が為政者でいて
なぜかパッチワ-クを続けているけれど
穴は増え続け、そこいら中に開き始めている
家計調査のなかで唯一伸びているのが通信費である
うしなったコミュニティは不充足なSNSでは補えない
しかし
代替えがなければ
需要は続く
本質とは関係なく