実質賃金下降へ/まっさかさま
経済音痴の政権のほころびは既に昨年の夏から下降局面に入っている
それをオリンピックで引っ張り
見通しのたたないまま秋口の消費税増税発表につなげた
そうするとすくなくも3月までの駆け込み需要が生まれると想定したらしい
日銀総裁も5月の冷や汗会見からインフレタ-ゲットの話をしなくなった
インフレは需要>供給ではじめてあがるもの
たんに円安誘導で原材料高騰を招いているだけなら
本末転倒となる
景気は13年夏から完全にリセッション局面にはいった
それを如実にあらわしているのが
実質賃金統計
この後秋口は値上げラッシュだったことを忘れてはならない
2014年度、大型予算を組んだとしても
去年のばらまきより16兆円ほど国民負荷になる
この13年下期の急落をみれば
結果は見えている
雇用は非正規が中心となり
大型ス-パ-は戦略的閉店を繰り広げる
今月橋本だけで「アルプス」「東急」が相次いで閉店した
ヨ-カド-とイオンはもちろん残っている
労働者の使い捨て状態が嵐のように現出している
GDPの6割をしめる個人消費が上向くはずはない
どこが
景気回復なのかと問うてみたい
お勉強し直したらどう?