レ・ミゼラブルの世界はまさに我が国
まさかミュ-ジカルになり
そして150年後、映画化されるとは思ってもみなかったろう
僕たちは小学校の教材で、ジャンバルジャンが教会から銀の食器を盗み
つかまり、司祭が、それはあげた物だといい、銀の燭台まで渡すのを学んだ
しかし、ことはそんな単純な事では無い
物語は1815年~1833年
時代はフランス大革命のあと、王政復古時代だ
革命のあと、庶民はますます、貧しく悲惨になっている
我が国はいままさにその路を歩こうとしている
いや、失われた30年ですでに入ってしまったのかもしれない
昨日「読売新聞」を読んだのだが、あまりにアベ政権のよいしょ記事なのであきれてしまった
はっきりといおう
アベノミックスは失敗におわる
いま株価が上がっているのは安倍政権への期待では無い
機関投資家が20%枠(日本株は20%に設定されている)まで買い進めているだけなのだ
現在16%だから、3月には買い留めになる
なにも政権に期待して株価が上がったわけではない
アベノミックスの基本は「公共事業」と「金融緩和」
しかしこれで景気がよくなったことはない
インフレタ-ゲットをきめて、物価を上昇させても、大多数の貧乏庶民が苦しむだけ
なにせ購買力がないのだから
金融緩和してもお金は日銀と銀行の間で止まるだけ、常態なら4-5兆円あればすむのに
すでに30兆も滞留している、そこを増やしても何の意味もない
だからまもなくレ・ミゼラブルの世界が現出する、もう既に現出している、というのが正しい
内需を拡大させるのが一番
まずは派遣労働の禁止
そして企業の内部留保を取り上げる、なぁに、国債に250兆円を転換させればいい
(ただし、財務省が解体していないと、シロアリのエサになる)
そして富裕層への課税強化
おかねはすべてNPOに配ればいい
そうすることで経済は活性化する
レ・ミゼラブルのクライマックス、1832年6月暴動
学生達は立ち上がったが、市民はついてこず、学生達は虐殺される
なんか
いまの我が国民と似てませんか