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コンサルの独り言

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マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

財政危機の大嘘

財務省が発表している2011年度末の長期政府債務残高予測値は894兆円である。
NHK(日本ほんまかいな凶会)が一生懸命、借金1000兆円と叫んでいる金額では無い。

ギリシャと同列に考えて不安をあおるのは間違いである。  
894兆円のうち、201兆円は地方の債務である。地方の債務はいわゆる
地方債残高であり、国の厳重な 監視下に置かれており、デフォルトを発生させる確率が限りなくゼロに近い。
残りのうち、251兆円は建設国債で、60年償還であり、社会インフラとして子々孫々も恩恵をうけるものである。

長期政府債務残高1000兆円の数字がNHKをはじめとするマスゴミのせいで独り歩きさせられているが、本当に問題とするべきは赤字国債の391兆円なのだ。しかし日本は中央政府だけで2009年度末に簿価ベースで647兆円の資産を保有している。  
つまり、日本の現状は、まったく財政危機ではない。
だから、すべての投資家が我先にと国債に資金を振り向けているのであり、日本国債の金利は1.5%にも達しない。一方資金調達金利が20%を超えるギリシャと日本を同列視するのは明らかにまちがいであることがわかる。

財務省は自らの利権拡大を目指して、大増税を目論んでいるために、日本の財政状況を意図的に悪くコントロ-ルしている。だまされてはならない。
円高の現状をみれば幼児でもわかるのに。


by kongojiamarron | 2012-06-25 11:53 | 組織改革 | Comments(0)

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