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コンサルの独り言

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マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

トップマネ-ジメントの作り方

これほどまでに不況になってしまった一員に
中小企業の後継者作り失敗がある

1970-80年代
中小企業は30-40代の経営者が元気だった
単なる大企業の下請けにとどまらず
発注元にもずけずけ物言う経営者が多かった

しかしその人達も21世紀には高齢になり
時代に取り残され廃業においこまれるか
元気が無くなった

ひとえに経営陣・経営者作りの失敗である
そして、それはいまも続いている

事業継承というのは古くて新しい課題なのだが

時々相談に乗って欲しいと言われるのだが
環境は20年前と変わっていない
という事は失敗するのだ
引退は10年仕事
ある程度大きな会社なら
後継候補は5-6人いる
そのうち半分を子会社にだして二期社長をさせることを進める
それがテストの答えだ、ナンバ-ワンは実践で選ぶしかない

中小零細の場合息子を会社に入れたなら経理・人事部長に付けさせる
営業を覚えさせるのは最後の3年でイイ
まずは会社の金の出入りが分からなくては中小零細は明日にでも潰れる
次ぎに人事、次期トップとして子飼いの社員を採用するのだ
家康が家督を秀忠に譲ったとき、自分の老家臣はみな引き上げた
そうしないと若社長の言うことなどだれもきかなくなる

田舎の会社に行くと
若社長と老番頭という組み合わせをよくみる
これは継承が失敗したのだ

ことほとさように
国中でトップマネ-ジメント作りに失敗している
30年も前からだ

ああ
管君仙石君というのがいた
彼ら二人は組織を動かす経験不足
60過ぎるまでそんなこと
したこともないのだろう
だから官僚の使い方がわからない
一番下手な
使われ方(彼らの方が使われている)をしている
使わなくちゃならないことがよくわかっていない
不幸な日本株式会社のトップマネ-ジメントなのだ
by kongojiamarron | 2010-12-02 10:15 | 組織改革 | Comments(0)

by kongojiamarron