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コンサルの独り言

kongojia.exblog.jp

マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

ツタヤでかりた「コクリコ坂から」を観ないうちに
返却期限が迫っていたので昨日観た

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2011年の夏、封切られたときに観ているから6年ぶりの再開となる
なぜ観たか、といえば、話は簡単...
なぜヒットしなかったかを探るためだ


幸いにして
当時購入した、原作漫画本、脚本も持っていたので
確認しながらメモをとりながら観ることができた

最初に観たときは
泣ける映画だったのに
感激はのこるままに
冷静に観られた


この映画は制作中に3.11が起きている

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原作は1980年に「なかよし」に連載された、時代背景は1970年代の
遅れてきた学園闘争
制服の自由化闘争である
それを宮崎駿は1963年(東京オリンピックの前年)に戻し、カルチェラタンの取り壊しに闘争内容を切り替えた

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1963年青春だった人達にはお奨めできても
50年も昔、歴史になる少し前の話である

原作のエピソ-ドの余計な部分はすべてそぎ落とし
海(ヒロイン)と風間君の純愛に絞り込んだ


だから下宿人の北斗先生は女医さんになり、良い大人ばかりの陳列となった
おばあちゃんもお母さんも宮崎コクリコでは善人ででてくる
たぶんここは2011年の人々にとっては違和感を覚えたところだろう
つまり、社会の陳腐な仕組みが3.11以降、露呈していたからだ


そして背景は朝鮮戦争、海のおとうさんも風間君のおとうさんも
船乗りとして後方支援で亡くなっている
日本人は太平洋戦争の後も戦争にかり出されていたという史実は
避けて通らないでくださいという

宮崎駿氏の意志なのだろう

90分という長さにおさめるには、あまりにもテ-マは重い
脚本と見比べて、かなりの直しがあるのもわかった
たぶん
再評価されるべき映画だとおもう
なんのバックグランドもなく観てわかるのは難しかったろう


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# by kongojiamarron | 2017-07-19 03:52 | エンタメ | Comments(0)



昔とある県の依頼でレポ-トを作った事がある
間に入った男がなぜかそのレポ-トを元に
地方再生コンサルタントになった...
一応有名人


最近どこから聞きつけたのか
どうも昔のレポ-トからと推察されるが
地方活性化の問い合わせがパラパラとくる
仕事に結びつきにくい話なので
メ-ルで数回やりとりをして
大体は立ち消えになる


地方創成に関わっている人達の最大の関心事は
「新奇のアイデァ」
「先行事例」
「補助金の獲得」
で、痴呆早生委員会を作る
一時的に効果はでても継続拡大は難しい


これに関連する狐さん狸さん達は一点突破で、地方を食い荒らす
市場は拡大しているから
次々と食い荒らし場所を移していくだけなのだ


僕が昔書いたレポ-トの要点は3つ
地方再生は構造を変えていかなくては出来ない
企画部門の人間を育てるところからはじめて10年はかかる
最終目的は定住化促進とコミュニティ作り
なのだ


全体の経済生活構造をみとおして
変えなくてはならないから
思いつきでできるものでは無い
ハコモノとかイベントを先にしても全くの無駄なのだ

わかるかな
わからないから聞きに来るのか

馬の耳に念仏


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# by kongojiamarron | 2017-07-18 07:30 | 組織改革 | Comments(0)

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作家とコ-ヒ-というこのムック本
登場作家さんがほとんど物故者なのは
過去の焼き直しだから仕方ない


現存する喫茶店も多々でてくる...
神保町のラドリオ
国立のロ-ジナ茶房
好きな喫茶店である
街に喫茶店が無くなったのも、逆に痛感させられた
ドト-ルとスタバでは文化は無い


昔お気に入りの焙煎屋さんが日野市に2軒
神保町に一軒あった
一軒は卸先の喫茶店が全滅したため無くなった
チェ-ンでなく
焙煎屋さんでブレンドしてもらい煎り具合を相談して
仕上げてもらうのは贅沢というものであるが

もうそういう贅沢は出来ない


写真集をパラパラしながら
まあネスカフェを飲むよりはましか
と思ったりするのだが


そういえば霧ヶ峰の定宿山小屋はネスカフェだった
朝ご飯は紅茶にして、そのまま車山の肩まで登り
手塚氏のヒュツテでサイホンで入れたコ-ヒ-を飲む
一杯の贅沢なのだ

作家にとって活力源であることを
思わせる本である


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# by kongojiamarron | 2017-07-17 04:34 | グルメ | Comments(0)


西瓜は秋の季語、なのに今は6月から食べられる
とはいえ露地物はこれから、8月が最盛期だ
すでに初物を先月たべたのだが


涼しくて食べる気にはならなかった
しかし暑くなると、どうしても恋しくなる


西瓜の原産地はアフリカ
エジプトでは4千年前から食べられていた
中国を経て、日本に来たのは14世紀頃
だから、万葉集にも古今集にも西瓜は出てこない


西瓜はこれからしばらくは安くなる
大玉が美味しいのだが
冷蔵庫のスペ-スの関係で小玉が店頭に並ぶ
小家族のせいもあるのだろう

というわけでメロンを食べる

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夢にみる雲切れし西瓜畑  自作


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# by kongojiamarron | 2017-07-16 03:43 | グルメ | Comments(0)

「反知性主義」というこの本は
そもそも、反知性主義がなぜ米国で生まれ育ったか
について述べている
なかなか興味深い本である

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現在の我が国の衆愚政治がどうして成り立ってしまっているのかについても考えさせられる本でもある


米国は中世という時代を経ていないため
知識と教養、そして文化が決定的にかけている
第一次世界大戦により欧州が疲弊したため
多くの文化が流れ込み
それは第二次世界大戦で土着したと勘違いを起こすこととなる


ピュ-リタントの教えと民主主義は
誰もが自己主張出来る根底があった
そしてそれが反知性主義を育てる土壌になっている
ここまでは、なんら悪い話では無い


しかしここから先が問題なのだ
21世紀になって
知識人達は発言を封じ込められることとなる
ネットの発達が大きな要因であることは言うまでも無い
あたまが空っぽなままに
専門家の意見にクレ-ムを付けられるようになったのである


それは運転免許をもっていない人間が高速道路を逆走しているかのような現象を引き起こしている

専門家たちにも問題はある
前提条件を吹っ飛ばして、平易な説明が求められると
知識が無い人たちは、関係ない地点をほじくり出して、敏感に反応する、

そうすると説明がしばし成り立たなくなる


実はこのことは為政者にとってはとても都合がいい
アジテ-タを育成し、民を煽ればいいのだから


なんで
としばしかんがえたのだが
大學の進学率の向上とも相関がある
知識だけ教え、教養を教えないと、反知性主義の利用しやすい人間が量産できるのだ


全員が発言できる手段を持つことは決してわるいことではない
ただし、情報のクオリティについて判断出来る能力は教育される必要があるし、

身につけなくては社会の構成員にはなれないのだが。


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# by kongojiamarron | 2017-07-15 04:50 | 組織改革 | Comments(0)

ひさしぶりに
ましなチャンジャを食べた
いままで食べた中で一番美味しかったのは
池袋の韓国料理屋さんのもの

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ランチタイムが終わったころ行くと
店内はその筋の人が何組かいて
酒盛りをしている
店員さんは美人の留学生達


ここで食べたケジャンも美味しかった

看板は焼き肉屋さんなのに
焼き肉を食べた覚えが無い
未だあるかそのうち確認に行ってみよう


チャンジャはタラの内蔵をキムチ漬けにしたもの
タラは魚へんに雪、冬の季語だ
漬け液が美味しいのももちろんだが
内蔵そのものも美味しくなくては
できあがりはよろしくない


夏ゆきてチャンジャ食べてほほゆるむ 自作


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# by kongojiamarron | 2017-07-14 04:41 | グルメ | Comments(0)
暦の上では5月6日の立夏から
8月7日までを夏と言います
初夏は5/6-6/5立夏から芒種前日まで
仲夏は6/6-7/6芒種から小暑前日まで
晩夏は7/7-8/7小暑から立秋前日までをいいます

あれもう夏は終わりなの
とおもったあなた、太陽暦に陰暦を無理矢理あわせたので
まあこんなものなのです

体感的には一ヶ月ぐらいずれます
関東地方の夏感は9月上旬ぐらまで続くかな


夏の写真を貼ります

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一枚目はアィスティ
さすがにここしばらくは熱い紅茶は飲めません

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二枚目は夏バ-ゲン真っ盛りの伊勢丹

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三枚目は夏のお酒、アブサンです、冷水で割ると白濁します
ほろ苦い大人の味です

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四枚目は公園のレストラン

本格的夏の暑さはこれから
皆様ぐれぐれもご自愛ください

暑中お見舞いもうしあげます


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# by kongojiamarron | 2017-07-13 08:22 | 風景 | Comments(0)
  1. 「本に呼ばれた」
    そういうことは、時々ある
    この日よんだのは
    「ようこそ、バ-・ピノッキオへ」
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  3. 目次から5つの短編集かとおもっていた
    しかし、それはうれしい
    勘違いだった

  4. 木陰で渡ってくる涼風にほほをなでられながら
    30分のつもりが、時間を忘れて
    読了してしまった
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  6. この本はとあるバ-を中心に
    さながら、輪舞曲の様に、登場人物が人生を披露する
    上質なワインの競い合いみたいなものだ

  7. カウンタ-わずか8席のBAR
    ピノッキオ
    ピノキオではない
    小さいッが入るのはイタリアンスタイル
  8. 店主はいう
    「神様は、その人の乗り越えられない試練は与えない」

  9. 文具店店員の倉澤菜穗、は小学生時代を語り
    リサイクルショップの店主松本、は高校生時代を語る
    編集者、佳恵は一冊の本からピノッキオに引き寄せられる
    そして店主の話になり
    最後は「過ぎた日はいつも同じ昨日」を書いた作家、桜木しゅうぞう、に帰結する

  10. このロンドを廻す言葉は
    「あなたにとって最高の日は」
    なのだ
  11. ご一読をお薦めしておこう

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# by kongojiamarron | 2017-07-13 04:23 | 風景 | Comments(0)

1970年6月10日カルフォルニァの
スタンフォ-ド記念会堂でマスロ-の葬儀が行われた
享年62歳

20世紀の偉人の一人である...
彼のノ-トには良いアメリカと悪いアメリカが書かれていた
という


残念ながら21世紀のアメリカは
愛国者マスロ-の期待に反して悪い道を転がりつつある

彼の著書を何冊かもっているのだが
すべて死後に出版されたもの

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この「創造的人間」は原書が1964年に刊行され
邦訳は1972年
僕の手元にある物は1996年の新装版


マズロ-といえば欲求の5段階が有名だが
かれは欲求を5つの段階に分けたかったわけではない
すべての人間が高次の自己実現の高見に達する事を
期待していたのは間違いない


人間は何のために生きるのか
日常の些末な事象に縛られつづけていい物なのか
この本では
宗教的「至高体験」について書かれている
ピ-クエクスペリアンスというものである
なにも
ヤコブベ-メの専売特許でもないし
コリンウィルソンの独りよがりでも無い


私たちは一見すると合理的世界に住んでいると
思い込みたい
なぜなら説明できない
不合理の世界は不安だからである


しかし
実際は説明できる部分の方が極端に少ない
ウィツトゲンシュタインも後期の哲学で
言語で説明できない物の重要性を何度も強調している

至高体験とは、世界の意味を感じる事
この本の意味は
21世紀になり
ますます重要性を増している


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# by kongojiamarron | 2017-07-12 03:57 | 教育 | Comments(0)

小泉竹中政権の時
奨学金は闇金に変節させられた


我が国ほど、受益者負担という、大嘘で
家計費に高額の教育費を負担させている国はない...


なぜ
こんな、詐欺教育界が成り立っているのか

それは南校→開成校→東京帝国大学にその源がある
この国の大学は、偏差値で一列に並べられるように
作られた
だから大学受験と、偏差値順位がとても重要とされる


学問の話はどこかに消えている
まあ欧米の大学とは構築の時間があまりにも違いすぎるためだが
そして
みごとに、上野千鶴子のいう「学校社会」が出来上がった


たしかに
言われたとおりに動く、人間を大量に製造するのには
優れたシステムだったのだろう

しかし
多様化とか変化を求められると
はなはだこころもとない

入試と偏差値の間に
家庭の裕福度合いがかなり、相関があり
そのことが
社会の階層化の固定化をまねき
かつ社会全体を沈滞化させてしまったのは
もう一世代前の話なのだ


教育改革ほどかけごえ倒れで
実質なにも進まない事はない

去年の東京新聞は、教育は投資だ、といい「給付型奨学金」を取り上げていた

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よく読んでいただきたい
ここに貼ります

世の中は愚民の教育パパママがすべてではないことに
きがつくといい


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# by kongojiamarron | 2017-07-11 03:42 | 教育 | Comments(0)