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コンサルの独り言

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マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

2017年 07月 19日 ( 1 )

ツタヤでかりた「コクリコ坂から」を観ないうちに
返却期限が迫っていたので昨日観た

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2011年の夏、封切られたときに観ているから6年ぶりの再開となる
なぜ観たか、といえば、話は簡単...
なぜヒットしなかったかを探るためだ


幸いにして
当時購入した、原作漫画本、脚本も持っていたので
確認しながらメモをとりながら観ることができた

最初に観たときは
泣ける映画だったのに
感激はのこるままに
冷静に観られた


この映画は制作中に3.11が起きている

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原作は1980年に「なかよし」に連載された、時代背景は1970年代の
遅れてきた学園闘争
制服の自由化闘争である
それを宮崎駿は1963年(東京オリンピックの前年)に戻し、カルチェラタンの取り壊しに闘争内容を切り替えた

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1963年青春だった人達にはお奨めできても
50年も昔、歴史になる少し前の話である

原作のエピソ-ドの余計な部分はすべてそぎ落とし
海(ヒロイン)と風間君の純愛に絞り込んだ


だから下宿人の北斗先生は女医さんになり、良い大人ばかりの陳列となった
おばあちゃんもお母さんも宮崎コクリコでは善人ででてくる
たぶんここは2011年の人々にとっては違和感を覚えたところだろう
つまり、社会の陳腐な仕組みが3.11以降、露呈していたからだ


そして背景は朝鮮戦争、海のおとうさんも風間君のおとうさんも
船乗りとして後方支援で亡くなっている
日本人は太平洋戦争の後も戦争にかり出されていたという史実は
避けて通らないでくださいという

宮崎駿氏の意志なのだろう

90分という長さにおさめるには、あまりにもテ-マは重い
脚本と見比べて、かなりの直しがあるのもわかった
たぶん
再評価されるべき映画だとおもう
なんのバックグランドもなく観てわかるのは難しかったろう


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by kongojiamarron | 2017-07-19 03:52 | エンタメ | Comments(0)