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コンサルの独り言

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マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

家守奇譚

秋に成ると梨木香歩が読みたくなる
このひと寡作なので、何回か読み返す事となる
涼しい木陰で、読むにはとてもいいのだ
ただ読むにはとても難物もある

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「家守奇譚」は2004年の作品
同じ頃書かれた「沼地のある森を抜けて」は吹雪の中央線で読んでいた
両方とも不思議の世界の話

この本の主人公は知りあいの高堂の父に頼まれて、家守をすることになる
28の章はすべて植物の名前が付けられている
亡くなったはずの高堂はちょくちょく顔をみせる
河童も龍も出て来る
不思議世界満開なのだ


しかし
この本を読みすすむほどに、僕はなんとなく懐かしいおもいにとらわれる
日本古来の怪しの世界にどっぷりとひたることが出来る

それはなぜかこの日本が失った
古き物たちの大事な息吹に聞こえるのだ

一読をお奨めしておこう


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by kongojiamarron | 2017-09-17 04:45 | エンタメ | Comments(0)