どうせ大嘘が書いてある
と思って読み始めたのだが
この本
よく読むと
なにが大嘘かが...
透けて見える
たぶん、今上天皇の生前退位を受けて
皇位継承はこのようになされてきた
と書きたかったのだろうが
話の半分以上は
明治維新以来の異常な継承の嘘を塗布しているから
かなり無理筋
正史(おもてむきの嘘でも)
明治天皇は側室中山慶子の子
大正天皇も側室柳原愛子の子
なのだ
皇后の子供ではない
貴女知ってましたよね
大正天皇の妃、貞明皇后に至っては、出自不明
九条家に養子としていれたのが大山元帥の妻
芸妓として、竜馬暗殺にくわわった女
九条家はたんなる貧乏貴族だったのだが、突然大金持ちとなる
四人親王が生まれるが
全部父親が異なる、大正天皇の種ではない
そのことが、ゾルゲ事件の西園寺公一(西園寺八郎の息子)の扱いになり
2.26事件の秩父宮(父は東久邇宮)の暗躍
そして、8.15偽ク-デタラメの首謀者、三笠宮につながる
皇位継承
というのは男系男子で続けるのは
生物学的にもともと無理
そのための選択は二つ、
側室制度か女王
欧州王族は女王を認め
トレ-ドも頻繁にしている
大王から天皇に呼称を変えたのは
天智・天武の頃、しかもこの二人兄弟ではない
片方は百済系、もう片方は新羅系豪族の出自
天武が古事記・日本書紀で虚構の世界を作り上げた
嘘の系図をみれば
その後も
何回も途切れている
平成の現代
現時点で
僕たちは(西園寺八郎の息子)
裕仁氏のインチキ呪術にかけられ
歴史認識が出来ないで居る
丹念に
資料をあされば
ばんせいっけいの大嘘がはっきりとわかるはずなのだが
今上天皇はなんども
自分の地位は日本国憲法に基づく
といっている
万世一系とは口が裂けてもいえないのは
よくわかっているのだろう
知識と教養というのは
まずは最低限の歴史認識からはじまる