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コンサルの独り言

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マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

「日本はなぜ戦争ができる国になったのか」忘備録


我が国はいまだに、米国の占領統治下にあります
占領統治の事実は日米合同委員会により
隠されていますが
幸いなことに米国では公文書の公開が義務付けられてますから
三十年たつと
都合の悪い事も公開されます

先の大戦が裕仁の地位保全のため仕組まれた戦争であることはまちがいありません
そして、実は戦後も、彼の日本国支配は続いていたのです
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日米合同委員会での取り決めはすべて密約になります
そのなかの根幹をなすものは
「基地権密約」
「指揮権密約」
です、これは、占領が終わる前に、安保条約という形で残すことになります

本来なら占領終了後九十日以内に占領軍は撤退しなくてはならないのですが
サンフランシスコ講和条約以来、米国軍はそのまま64年間居座ってます
このときの米国の安全保障の根幹は
日本を守る事ではありません
日本の軍事行動を阻止するための駐留だったのです

そして、昭和天皇の意図は、自己保身です、つまり天皇制を守ってほしい、そのために占領軍にあらゆる互恵を与え、駐留を継続してほしい。という意思だったのです
彼が一番恐れていたのは、共産主義勢力による、天皇体制転覆だったのですから
これは、戦前からかわりませんでした
自分の出自がばれることも、恐れていました

日本に警察予備隊を作ったのはフランク・コワルスキ-大佐ですが
もともとの計画は、朝鮮戦争で空き家になった、米軍基地の警護で
日本国民を守るというものではありません
今の装備もすでに、米軍仕様というか、その指揮下仕様になっています

しかし指揮権下にはいるのは、あくまでも国内に限られていました
それが去年、萩藩系列の首相によって、地域の縛りがなくなっただけなのです

今考えてみれば
「砂川裁判」というのは、日本国憲法というのが、お飾りだという事を示したのです

朝鮮戦争時、我が国は、後方の兵站として、米国軍を積極支援しています
そのために、亡くなった日本人海員もいるのは、宮崎駿監督の「コクリコ坂」でも描かれているとおりです。

米国はダレスの姦計により、国連軍の指揮権を得ます、これがすべての無法の始まりでした
人のいいマッカーサーの国連軍構想は、しょせん絵に描いた餅だったわけです
国連軍構想があっての、九条二項なのですが
国連憲章の四十三項で、米国はまんまと、偽国連軍の地位を手に入れます
皮肉なことに、朝鮮戦争の国連軍司令官はマッカーサーだったのですから

さて、最高権力者にして西園寺八郎の息子、裕仁氏がなくなって、二十七年がたちました
その間、国際情勢は激変したのです
なによりも戦争国家、米国の衰退はもはや避けられません
レイガノミックス以来、中産階級の没落は、社会システムの維持すら困難になっています
いきおい
日米合同委員会にもとめるのは、軍事負担に傾斜していったのはまちがいないでしょう
しかし
この委員会の存在自体、米国国務省はいいとはおもっていません
なぜなら健全な組織ではないまま、今に至ってしまっているからです

我が国でも明治維新の嘘
そして
昭和天皇の嘘が
明らかになりつつあります

今上天皇がなんども自分は日本国憲法下の天皇だと繰り返すのは
「万世一系」の大嘘を身に染みてわかっているからだとおもいます
生前退位もその延長線上にあります

歴史を学ばない国民ほど「愚民」化、しやすい
フィリピンもドイツも、基地問題は自分たちで解決しました
解決できない民には、滅亡の道しか残されていないのです
by kongojiamarron | 2016-07-31 06:12 | 政治 | Comments(0)

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