痴呆創生
いうは易し、結果が伴わない
補助金の無駄遣いに終始してしまうものなのだ
なぜそうなってしまうのかがわからないと
この話は前には進まない
昭和30年代以前は日本は国民の80%が農業従事者
及びその関係者で占められていた
高度成長期に入り、農村の次男三男が農村を離れた
そのときも農村経済は維持された
維持されたのはお米の供出制度があったのと
公共事業があったためである
地方延命の装置は
小泉竹中政権で外された
地域にお金がまわらなくなれば
若い定住者はいなくなる
限界集落は必然的に生まれてくる
都会に出てきた農村出身者が農村経済と切り離されたのは
団塊世代がリタイヤメントした時期と重なる
地方にはなにもない
特に人がいない
今の我が国には地方活性化政策よりも
東京の平壌化が目立つようになってしまった
簡単に言えば地方の切り捨てである
一次産業はそれだけでは
地域雇用を生み出すのははなはだ難しい
根本的に考えを変えなくてはならない
それは
ここに貼ったように、高次化と他産業とのコラボ
というビジネスモデル作りが有効なのだが
高次化もコラボも地域によって、合う物と合わない物がある
だから難しい
人作りから始めなくてはならないのだが
素材を作る人を育てるのは必要であっても充分条件では無い
いま必要とされる人材は
コ-ディネ-タなのだ
一次産業がその枠内に止まる以上
絶滅の時期はとても近い