セブンアイの闇
八十三なのだから
退任はむしろ遅すぎた
退任の理由は簡単である
かれの上には名誉会長九十一歳の伊藤氏がいた
この企業
依然として体質はかわっていない
家業なのだ
創業家、伊藤家の後継者を排除し
自分のバカ息子を企業内の主要ポストにつけ
後継者にしていこうという
鈴木敏文氏の悪辣な意図はだれが考えてもわかる
息子は五十一
それに競合する井阪氏は排除し
年より六十六の人間を社長にしておけば
四年後は自動的に交代させられる
さてしかし
鈴木氏の悪辣意図により
この企業
経営者がとても少ない企業だというのが
ロコツにあらわになった
びっくりしたのは
鈴木氏にひっついてきた、高齢顧問連中が顔をだしたこと
権力を誇示したい鈴木氏の意図が透けて見える
収益力がたかいのはセブンイレブンの違法FC体制のおかげなのだが
それがいつまでも続けられるとはとても思えない
マスゴミは広告費で抑えられても
真実は世間に明らかになる
基本の徹底変化への対応
を忘れた企業に果たして未来はあるのか
老害が排除されても
立て直しはそうとう難しい