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コンサルの独り言

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マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

国勢調査から

5年に一回行われる国勢調査が終わった
総人口は確実に1億2千700万人を割り込むことだろう
出生より死亡が上回っているのだからしかたあるまい

過去の人口モデルというのは明治維新にできた
富国強兵モデルであることを忘れてしまっている
明治初期は3300万人
第一回国勢調査(1920年大正9年)では5500万人
1965年(昭和40年)に1億人を越え
2008年(平成20年)に1億2800万人のピ-クを迎えた

今後明治期におきた、発展途上国的人口増加はおきることはない
生め世増やせよで一世帯に6-8人の子供がいた時代はとっくに終わったのである
しかしなぜか
明治維新政府の流れをくむ、今の政府は、「痴呆創世」「痴呆戦略会議」「一億総活躍時代」と、人口維持を目標とした、成長戦略作りに補助金を与え進行させている
自治体は狐さん狸さんの自治体コンサルに丸投げし
現実離れした政策バブルが続いている

現実的には、人口減少少子高齢化は止めることはできない
政策は少子高齢化を前提にして立案されるべきなのだが

それよりももっと大きな政策課題があるのだが
そこは手が付けられていない
優秀なマ-ケッタ-なら気がついていることなのだが

「生涯未婚率」の問題である
生涯未婚率というのは50歳時点で一度も結婚したことがない人達の割合をいう(離別死別を除く)
現時点で男性24.2%女性14.9%になったと推計される
マ-ケット上で5%をこえれば一つのセグメントとして捉えなくてはならない

1970年代に結婚市場がオ-プンマ-ケットになる以前は
生涯未婚率は2%前後で推移していた
しかし、変化は戦争未亡人とそれにつぐ、戦死した男がいない適齢期女性にあらわれる
次は団塊世代でマッチングが出来なくなる
1985年からこの傾向は顕著化していく

失われた20年の裏で、未婚率はどんどん上昇している
しかし、社会保障のシステムは、どうやらこの件について無視(無知なせいもあるが)
してきてしまったというのが現時点である

生涯未婚ということは
家庭をもたないから、世帯財の購入はなくなる、耐久消費財もだ
ライフスタイルを提案出来なかった百貨店が沈滞したのもそのせいだ(現在中国人観光客の爆買いで息をついでいるだけだが)

20年間不況を言い訳にして
マ-ケットが激変している事をわすれてはならない
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by kongojiamarron | 2015-11-07 08:16 | マ-ケティング | Comments(2)
Commented by カジcaji328 at 2015-11-08 13:24 x
2回目の国勢調査員を終えました。今回は、内容を国勢調査員が確認してもよい構成になっていたため、
私も業務上知り得た情報がいくつかありましたが、
私の近所一調査区だけでも50歳近くで未婚、
30~40代の離婚が目立ちました。
あとは老夫婦世帯や配偶者を亡くした一人暮らしが多かったです。

5人以上の世帯は65軒中3軒くらいしかありませんでした。
Commented by kongojiamarron at 2015-11-08 19:09
調査員は守秘義務があるからばらしちゃだめですよ。