エディデュ-ティンスト-リ-/「愛情物語」
の伝記をもとに脚色を加えて作ったのがこの作品
本当とはかなり違うというのは
息子のピ-タ-ディユゥティン(1937~)が書いている
映画としては良く出来ている
最初は1927年のセントラルパ-クカジノから始まる
リンドバ-グが単独で大西洋横断をした頃だ
セントラルパ-クカジノには当時のニュ-ヨ-ク市長
ジミ-ウォ-カ-(1926-1932在任)もやってくる
この映画一人のピアニストの人生を描いている
成功して美しい奥さんをもらい
子供と引き換えに失うのが前半
後半は自分と子供のはなしになる
前半のヒロインはキムノバック23歳
後半はビクトリアショ-21歳
主人公のタイロンパワ-は当時42歳だった
前半は少し無理のある若作りだった
タイロンパワ-は44歳で亡くなっている
ビクトリアショ-は53歳で亡くなり
キムノバックのみ82歳で存命なのだ
この映画タイロンパワ-の指使いは見事なのだが
実際に弾いているのはカ-メンキャバレロ(1913-1989)
かれはこの映画のヒットで食うに困らなくなった
全編の主役はセントラルパ-ク、カジノは1956年にはもうなかった
音楽もファッションもしゃれた映画なのだ
しかも
人生をすべて見せてくれる
ぼくはこの映画、最初に日曜洋画劇場で見
銀座の東宝シネマでリバイバルを見
DVDを買った
永遠の名作である