外食産業は「店長」で決まる
無敵の「レストラン・マ-ケティング・システム」を構築するには
人材が必要です
特に店長がポイントとなります
何千人という店長さんとお話しした感想から言えば
アルバイトに毛が生えた程度の人が多くなりました
チェ-ンでございます、といっていても教育されていないし
仕組みで守られていない
野放し店長さんが多いのが今の業界です
若手女子社員を店長にして、自殺させたり、過労死させた事件がワタミだけでなく、数件おきています。これは氷山の一角なのです
どうしてそうなるのかはとても簡単な理屈によります
権限とか機能を与えることなく
教育もすることなく店長にしてしまうからです
さてそれでは店長というのは何をしなくてはならないのでしょう
僕は次の3つが満たされていなくては店長にすべきではないと思っています
1.スタッフの教育・育成ができる
2.店舗の管理ができる
3.本部に対しただしい意見がいえる
多店舗化するということは
店長を増やすことです
しかし、それが単なる促成栽培になってはいけないのです
単に少し優れたオペレ-タを店長にしてしまうと
全体は沈没いたします
ここしばらく上場させるべく指導していた
ラ-メン屋さんと居酒屋さんは
結局10店舗で止まりました
いくら良い指導をして、システム化を目指しても
経営者に人を育てるという意識が欠如していると
それ以上にお店を増やすことは出来ないのです
市場をみれば、このサイズでシュリンクしているチェ-ンばかり
というのはおわかりいただけるとおもいます