大学ランキング
大学ランキングの季節である
なぜかといえば、この時期オ-プンキャンパスを開き
夏休み明けには
推薦入試・AO入試を始めるからである
いまや一般入試で入学する学生は半分になった
それでも、定員割れは続く
経済誌がランキングを作るのは米国誌が作っている物まねなのだ
なぜかというと大学は投資対象だから
ランキングをつけることが大事なのだが
我が国の大学は投資対象にならない
一部ほんの一部だが、研究を実体化させる大学がでてきつつある
入学希望者用ランキングは酷い
ろくすっぽ調べもせず
昔の入試偏差値でランクを付けている
この手の本は一応需要があるのだろう
なぜ
こんな本がまかり通るのか
それは高校の進路指導が機能しなくなったためである
進学者が20%以下で、大学が選ぶ立場だった場合は
単純に理系文系と分け、学部は入試偏差値で分けられた
もちろん
入試偏差値を作っているのは予備校
彼らにとっては飯の種なのだが
テレビの視聴率と同程度のいかがわしさなのだ
ランキングを付けるならば
各校の「認証評価」をまずはよまねばならない
そしてシュラバス
これだけで一校最低5-6時間はかかる
だから
インチキ本にきまっているのだが
改革なんて考えた事の無い
大学関係者がこれに敏感に反応するのは
いかがなものか
馬鹿じゃ無いの、いや、間違いなく馬鹿
大学には建学の精神というものがあります
建学の精神に同調し
学ぶ学生を集めることがまずはだいじなのです
そのためには
横並びの知恵無き戦術は止めるべきなのです
馬鹿は死ななきゃなおらない
貴方の事です