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コンサルの独り言

kongojia.exblog.jp

マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

フクシマンの福島汚染レポ-ト(拡散可能)

> 福島県は
> 9月3日、
> 本県沖での試験操業の海域となる6地点の
>
> 海水
>
> に含まれる放射性物質の検査をおこない
> ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物が
>
> 0.02~0.03Bq/l
> (採取日:平成25年8月)
>
> 検出されたと、発表しました。
>
> この数値は、
> 県の放射線監視室によれば、
>
> 「原発事故前の検出値と比べても同程度」
>
> とのことですが、
>
> 過去の福島県の海水の
> ストロンチウムの測定値を見ると、
>
> 0.001~0.009.62 Bq/l
>
> となっています。
>
>
> 参照:文部科学省環境放射線データベース
> http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.top?pageSID=23317326
>
>
> 過去の数値と、今回の数値を比べると、
>
> 2倍~30倍の
>
> 値となります。
>
> 過去の数値は、
> ストロンチウムだけの測定数値であり、
> 今回の数値は、
> ストロンチウムなどベータ線を出す
> 放射性物質全体の測定数値のため、
> 単純比較はできませんが、
>
> 決して油断できる状況にはないと思われます。
>
>
>
> ちなみに、
>
> 原子力規制委員会は、
> 5日の定例会で、
>
> 放射線量の計測で、
> 東京電力の対応能力が、
> 著しく疑問視されるため、
>
> 放射線量の計測の
> エキスパートを
> 現地に送り込み、
> 東電を直接指導することにしたと発表しました。
>
>
>
> 東京電力は、
>
> 原子力規制委員会から、
> タンクの見回りを強化するよう、
> 再三の勧告を受けていたにもかかわらず
> ずさんな管理をつづけ、
>
> 日常的に
> タンク周辺の
> 放射線量を測定もせず、
>
> 見回りも1日2回しか行わず、
>
> タンク1基ずつの水量を見る水位計も設けず、
>
> 点検記録すら残していませんでした。
>
>
>
> その結果、
>
> 作業員は危険なエリアがわからず、
>
> タンクの近くで、作業にあたっていた作業員の中には、
>
> 約1ミリシーベルト
> (8月上旬)
>
> に達するベータ線被ばくをした、
>
> 作業員もいたということです。
>
>
>
> 9月2日の
> 福島民友新聞の記事では、
>
> 汚染水漏れのあった、
> タンク群の設置にあたった、
> 作業員の証言が
> 紹介されていましたが、
>
> 作業員は、
>
> 「タンクはすべて仮設。
> 劣化が進み、
> これからもっと漏れるのではないか。」
>
> と心配していました。
>
>
>
> 記事では、1日3000人が
> 福島第一原発で、
> 過酷な条件の中で作業を行っていることが
> 紹介されており、
>
> それによれば、
>
> 作業員は防護服に、
> 呼吸も十分にできない全面マスクを装着。
>
> 水も飲めず、
>
> トイレにも行けないままで、
>
> 過酷な作業に従事しているそうです。
>
> 熱中症やけがは珍しくなく、
>
> 敷地内にある休憩所は
> (狭いために)
> すし詰め状態。
>
> トイレの長蛇の列になるとのことでした。
>
> 仕事が終わった後に戻る、
> 原発敷地外の宿舎は、
>
> 多くが相部屋で、
>
> 夜も眠れず、
>
> ストレスで口論も起きると言います。
>
> 証言してくれた男性は、
>
> 「みんなぎりぎりで作業しており、
> どこでくじけるかわからない。
> 1人でホッとできる場所を
> 作ってほしい」
>
> 「(末端の作業員は)みんな一生懸命やっているが、
> (急造でタンクを作らざるを得なかったことなど)
> このやり方が正解なのかどうかわからない。
> でも、自分がやらないと、
> 福島も日本も大変なことになる」
>
> と話してくれたそうです。
>
>
>
>
> 日本国政府は、
> 汚染対策について、
>
> 東京オリンピックの招致にも
> 影響しかねない、
> 事態になって初めて、
>
> 国が責任をもって、
> 汚染水対策に乗り出すと、
> 明言しましたが、
>
> その対応の遅さには、
> 国内のみならず世界中から、
> 批判の声が寄せられています。
>
>
>
> このことで私が真っ先に思ったのは、
> 今、福島の多くの子供たちに、
> 甲状腺ガンが多発していることです。
>
> 政府は、
>
> 甲状腺ガンが
> 多発していることについても、
>
> 原因の調査も行おうとせず、
>
> 対応を福島県に丸投げしていますが、
>
> 双方に共通する、政府の、
>
> 予防原則
>
> に立とうとしない姿勢は、
>
> あまりにも無責任で、
>
> 国民や
> 海外から、
> 批判を受けても仕方がないと思います。
>
>
>
> 国と県と東京電力は、
>
> きちんとした予防原則に立ち、
>
> 国民と作業員の
>
> 安全をしっかりと守る、
>
> 責任
>
> をきちんと果たしてほしいと思います。
>
>
>
>
> ちなみに、厚労省日報の720報によれば、
>
> 平成25年9月4日(水)。
> この日は
>
> 海の水産物
>
> 156点
>
> の検査結果の発表が行われ、うち
>
> 40点(全体の26%)から、
>
> 放射性セシウム
>
> 7.7~130Bq/kg
>
> が検出され、
>
> 100Bq/kgを超えたものは、
>
> 以下の2点でした。
>
>
> シロメバル130Bq/kg
> ヒラメ110 Bq/kg
>
>
>
> 過去2か月間の、
> 放射性セシウムが検出された魚の割合は、
> 以下のように推移しています。
>
> 7月17日23%
> 7月24日29%
> 7月31日26%
> 8月7日22%
> 8月14日27%
> 8月21日37%
> 8月28日14%
> 9月4日26%
>
>
> 8月14日~9月4日のデータを比べると、
> 27%→37%→14%→26%
> と、数値が乱高下していますが、
> これは、魚場や漁法の違いなど、
> (6月までは底引き網漁
> 7、8月は沖合たこかご漁)
> 検査の条件に差があるためではないかと思われます。
>
>
>
> 現在行われている検査は、
> セシウムが中心で、
>
> 今回流出が問題となっている、
>
> ストロンチウムやトリチウムなど、
>
> 他の核種の検査はほとんど行われていません。
>
>
>
> 原子力規制委員会は8月21日の定例会で、
>
> 魚に含まれる、トリチウムの調査をする方針を
>
> ようやく固めてくれましたが、
>
> ストロンチウムの調査については、
> 何の発表もありませんでした。
>
>
> 人体に与える影響は、
> ストロンチウムのほうが深刻ですので、
> 行政は、一般市民から沢山の要望の声が上がっている、
> 魚に含まれる、
> ストロンチウムやプルトニウムなどの検査を、
> しっかりと行なってほしいと思います。
>
>
>
> また、この日は
> 河川・湖沼の天然の水産物
>
> 6品目18点
>
> (アユ・イワナ・ウグイ・コイ・ヤマメ・ワカサギ)
> (中通り・会津地方)
>
> の検査結果の発表が行われ、
>
> 15点より、
>
> 11~140Bq/kg
>
> の放射性セシウムが検出され、
>
> このうち25Bq/kgを超えたものは、以下の6点でした。
>
>
> イワナ140Bq/kg
> (福島市 横川)
>
>
> ヤマメ98Bq/kg
> (伊達市 布川)
>
>
> アユ2点35~40Bq/kg
> (福島市 摺上川)
>
>
> イワナ38 Bq/kg
> (猪苗代町 達沢側)
>
>
> ウグイ29Bq/kg
> (西郷村 阿武隈川)
>
>
>
> (②に続く・・・)
>
>
>
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>
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> 「フクシマンの福島リポート」
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>
>
> (福島県郡山市 フクシマン・マサ)
>
>
by kongojiamarron | 2013-09-08 04:31 | 国際情勢 | Comments(0)

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