ひのよさこいまつり
駅前ショツピングセンタ-が取り壊しされ
ろくでもないイオンモ-ルが出店を決めた
もともと
その後ろは広大な団地だったがここも高層化して
あまった用地は、悪徳長谷工がマンション
大和ハウスが建て売りをしている
そしてその外側の工場群
ここはほとんどが撤退し廃墟となっている
富士電機は工場汚染地帯にマンション開発をした
東芝は工場をすべて壊した
日野自動車は茨城県に用地を買って移転を開始した
いま残っているのは帝人の研究所とコニカミノルタだけ
日本の物作りを支えた工業都市はあとかたもない
そのあとかたもない
地域の歴史もない場所で始まったのが
ひのよさこいまつりだ
日野市はごたぶんにもれず商工会自体が無能装置化しているので
プロデュ-ス能力無しのさっぱりしたまつりだ
人手もすくない
滅び行く商店主たちがボランティアにかり出され
新住民の子弟が舞うだけ
壮大なる無駄を重ねて12回目
これは
ほめた方がいいのか判断に迷う
その一部を紹介する、他地区から乗り込んできた腕に覚えのあるチ-ムは素晴らしいのだが
なにせ観客がいない
地域興しが一過性のイベントで達成するはずもない
しかし、それ以外考えつかないという悲しさを
灼熱の下でおもったのだった