日本3-1アイスランド
テストマッチとはいわない
この時期のテストは問題が多い
Jリ-グの選手達はシ-ズン開けでコンディショニングが悪い
外国はだいたいシ-ズン中
主力を集められる代表チ-ムは少ない
でアイスランドが対戦相手になったわけだが
興業面以外をかんがえると
合宿仕上げで地元大学生チ-ムとするのと何ら変わらない
ザックという監督は石橋を叩いても渡らない
ギャンブラ-ではないことを示した
成功したようで失敗したしあいである
今の代表チ-ムはCBの今野選手とボランチの遠藤選手で成り立っている
6月からの最終予選は長い1年間かけて行われる
そのときこの二人の代役が
いまは居ないと、ザックは公言してしまったのだ
最終予選参加チ-ムでスカウティングをしていたとしたら
大変苦しい予選突破となる
北朝鮮に負けた事実が生かされることとなるのだから
3-1で勝ったことが弱点を見せてしまった
スタメン
左サイドに伊野派くんではなく槇野くんを先発させた
ここは長友くんの定位置なのだが、槇野くんを入れる事で
ディフェンスラインの身長を高くしたのだと思われる
ということは
今野くんの身長に懸念をもっている事をあらわしている
完全にリ-ドしてから
槇野 伊野波 近藤 森脇
というラインを数分試した、結果はPKを献上し失敗である
北朝鮮戦の課題はなにんら解決はしていない
そして遠藤くんだ、このポジション替わりを今の時点で考えておかないと
ポリスマンを付けられたり、壊された場合、大変なことになるだろう
この試合柏木くんの出来がよくなかった
かれの出来がよかったら中村憲剛くんは遠藤くんのポジションで交代できたのだろうが
それはテスト出来なかった
アタック陣では前田くんは存在感を示した、間違いなくCFのファ-ストチョイスになる
大久保くん石川くんは次回への期待があるが再招集しないとこれで終わる
柏木くんはレッズラインとユニットでたとえば原口くんとかと一緒ならおもしろい
ザックが監督に就任して1年半、W杯最終予選、そして本大会
ここから若手にきりかえていくのだが
関塚くんのスカウティング能力があまり高くないので
自前で発掘しなくてはならなくなったのは間違いない
フル代表はu-23と同じ戦術でできあがることにより
昇格が可能になる、ところがu-23の二人のCB鈴木くんと浜田くんはつかいものにならない
ボランチの扇谷くんが遠藤くんの地位をおびやかすとはとても思えない
というわけて゜
アイスランドの選手のハンドスブリングスロ-を見てあんたんたる気持ちだった
ちなみに僕も昔あれやったことあります、40年以上前の技術ですよ
上半身の筋肉がないと遠投できないので編み出された方法です
でも普通にスロ-イングして30-40m投げられれば要らない技術でもあります
アイスランドは4バックのラインを平行に敷いて、その前に4人の中盤がゾ-ンディフェンスするという守備陣でしたが
この場合、ボ-ルを奪ってから、両サイドに足の速い選手がいないので
なんら怖くなかった
ただ、後半、日本チ-ムのCBに難ありとわかり、長身選手に交代させ、真ん中で勝負させたのは正しいせんたくでした。
アイスランドにも見破られ、ザックジャバンは危機です。