想定外/経営環境
「想定外」
といういいわけが身にしみた一年だった
経営者の仕事の第一は
想定外の状況に対応すること
知識と経験、社内外のスタッフにより成し遂げられる
かつてヨ-カ堂の会長だった鈴木敏文氏は
市場調査を過去をとらえるものとして
否定したように言ったと、とらえられた
これは間違いであろう
かれの本意は過去の数字を一人歩きさせること無く
そこから未来の一歩を解釈せよという意味だったとおもう
インテリジェンス能力が必要な時代が今なのである
入試偏差値秀才の一番かけている能力でもある
米国流MBAの基本はケ-ススタディである
つまり疑似体験をさせ考える事を重視する
これに比べて日本の高等教育機関はここがかけている
学問としては存在していない
一橋のMBAなんか笑ってしまうほどだ
我が国で実践体験を若いうちから積める人は限られている
経験豊かな人は僕のように高齢化している
はてさて
教育は無駄な無能者の教授と偏差値人間を養うだけなのか
経営環境が変わった現在は
想定外に対応できる経営者の育成が急務なのである
それができないなら
外部の改革コンサルタントにしばし手伝ってもらうよりない
また年末首をくくらないようにね