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コンサルの独り言

kongojia.exblog.jp

マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

職業感なき大学の不幸

今の大学生は3年生の夏が過ぎると
就職活動に放り込まれる
4年間の学生生活のうち1年半は就職活動になる
しかし
卒業生の60%しか正社員につけない
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職業人になっても成長しない非正規雇用というシステムが渦を巻いている

しかも3年以内の離職率が70%と高い
こうなると大学の教育に問題有りだと考えるのが
あたりまえになる
キャリアカウンセラ-を雇い
職業教育だといって意識付け中心のキャリアプログラムを導入しても
それは
癌にサロンパスを貼っている様なモノなのだ

教育が仕事に役立つ必要は無い
人格形成(へえ、そんなものに役立つんですか)に役立てば良いという
大学人はまだまだ多い

それは1980年以前企業内教育がしっかりしていたころのはなしである
企業が教育放棄してしまった今
産業界は危機状態にある
いずれ企業が教育に復帰してくることはあきらかだが
それは昔のような社員教育にはならないだろう

だからこそ教育の社会的意義が重要なのである
本田先生のこの本を読むべし
職業感なき大学の不幸_d0202960_10333254.jpg

大学の変革こそこの国に人材を輩出することができる
そして
そのことが大学自体の生き残りにつながる

いまやイミテ-ションパッケ-ジであることがばれてしまっただいがくが
いきのこれるかどうかはここにかかっている

のだが......
by kongojiamarron | 2011-10-21 10:38 | 教育 | Comments(0)

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