チェコ0-0日本
アジア大会のチ-ムは過去形になりつつある
この試合
ザックは343を最後まで貫き通した
システムが先ならば選手の組み合わせはふさわしくない
評価からいえば60点
ディフェンスはかろうじて合格だが
攻撃陣はFWが悪かった
三人のデイフェンスの場合今野君と伊野波君という二人の身長の低い選手を並べるのは
とても危険である、とくに今野君に相手FWが密着してプレ-すると
危険度はさらに増した、ここは入れ替えがいる
槇野君も早めにみたかった選手である
チェコは4人のディフェンスの前に
4人のラインを敷く戦法
真ん中はなかなか破れない
それというのもCFの李君が左右に動きすぎなのと
本田君と岡崎君ふたりともウイングタイプではないからだ
343ではFWのウィングがとても重要なのである
MFの両サイドより重要なのに
起用が間違っている、サイドに開いてプレ-しないならFWは二人でいい
正しいウィンガ-の関口君を入れたのは残り3分だった
343のテストになっていない
343では選手間の距離感もだいじなのだ
ディフェンスの前半は機能していた
しかし
試合全体は間延びしていた
その解決法は家長君だった
後半18分の投入でなくもっと早くみたかった
遠藤君が持つとどうしても一呼吸遅れる
家長君は躊躇なくはたいてリズムをつくる
中盤は彼に任せるべきだろう
このやり方が有効なのは
一度アウェイでチェコに勝った小野君のスタイルだからだ
相手ディフエンスが堅い場合攻撃は球離れが早くなくてはならない
GKの197cmチェフはすばらしい
彼がいなかったら3点は入った
まだまだメンバ-を固定する時期ではない