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コンサルの独り言

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マ-ケテイング・コンサルタントの独白です。

魂は永遠に 八重樫茂生氏 没

高校生の時月に一回サツカ-マガジンを買い
その中の連続写真を見るのが好きだった
その連続写真の大判を小遣いを貯めてかった
八重樫茂生コ-チング集というやつだった

八重樫茂生という人の名前を知ったのはこの頃だった
彼のピ-クは1964年頃、
東京オリンピックでアルゼンチンに勝った頃だ
このときのチ-ムはクラマ-さんに教わり始め
主将は平木隆三氏、八重樫氏は副主将だった
1968年のメキシコ五輪には主将として参加するのだが
グル-プリ-グ第一戦で削られ負傷退場してしまう
あのチ-ムは大黒柱なしで3位までいつたことになる

かれのエピソ-ドで好きなことがいくつかある
基本はパスを大事にしたことだ
代表に入りたての釜本氏が大先輩の八重樫氏と検見川でパスの練習をする
少しでも外れると釜本氏は崖下までとりにいかなくてはならないそうだった
練習試合に40歳のフリッツワルタ-と組んだときのエピソ-ドでかれは刮目した、
ワルタ-は1954年ベルンの奇跡の時の西ドイツキャプテン、どこにうごいてもタイミングぴったりのパスがでてきたそうである

僕はサッカ-はパスゲ-ムだと思っている
心を込めたパス
意思のあるパス
思想のあるパス
その基本はまっすぐにインステップが蹴れること
低く早いちいさな振りで長いパスが蹴れること
メキシコの時のクラマ-チルドレンはそれが出来ていた
サイドチェンジの基礎技術もしっかりしていた
そして
それを体現したのが八重樫茂生氏であった

しかし訃報だ
2日に亡くなったのだそうだ
魂は永遠に 八重樫茂生氏 没_d0202960_535975.jpg

日本サッカ-界の宝物だったのに

サッカ-教会は川淵君の院政で状況が悪化の一途をたどっているが
八重樫氏の魂を受け継ぐ次の時代人を期待したい

1964年10月14日
対アルゼンチン戦

杉山   釜本    川淵

  宮本    小城

  鈴木    八重樫

山口   鎌田    片山

     横山

偉大なるフットボ-ラ-の魂に合掌
by kongojiamarron | 2011-05-04 05:48 | フットボ-ル | Comments(0)

by kongojiamarron